2020.04 #3 全国外出自粛要請と給付金の発表から思ったこと

 

コロナによって日本、世界中の人々の生活や安全性が脅かされる中、ようやく日本全国に外出自粛要請が出された。

それと同時に、恐らく多くの人々が求めていた、1人あたり現金10万円の給付が安倍首相によって発表された。

1世帯あたり30万円給付からの方針転換だ。

 

申請方法は、窓口での感染を防ぐため、郵送とオンラインになるそうだ。

 

個人的には素晴らしい決定だと感じている。未だに日本国内のコロナ感染者数は増えているからだ。

また、特定の都道府県のみの外出自粛要請では、私自身を含め、人々の外出自粛に対する意識が弱いと感じる。

全国に要請することでより統一された意識に近づくのではないか。

それが感染拡大を抑えることに繋がるのではと思う。

 

現に海外ではロックダウン(外出制限:自粛要請ではなく制限)が今まさに起きている。

ニュージーランドなどでは感染者、死亡者数とも抑えることができていることから、ある程度の感染抑制が期待できる。

 

しかし、世界的に見て、ロックダウンが発令されている国でさえ、感染者、死亡者数はいまだ増えている。

ロックダウンよりも強制力の低い、外出自粛要請が特定地域から日本全国に拡大されたことは全然不思議ではない。

感染者、死亡者数を出来るだけ減らすという目的としては当然の判断だと思う。

 

 

また、1人あたり10万円の給付になることで、

受給対象者が広がり、全てでではないだろうが助かる人も多いのではないだろうか。

特に、お子さんがいるご家庭や複数人で暮らしているご家族にとっては、1世帯あたり30万円の給付(全国民の2割か3割しか対象にならないと言われていた)と比べ、大きな違いになるだろう。

 

しかしながら、政府が何をしても野党、メディアは批判をしている。そして、与党までも批判している。

それは違うんじゃないか。何がしたいのかが私にはわからない。

 

あるニュースでは、以下のように報道されていた。

与党、自民党の一部の議員:

・現金給付10万円は元々我々が初めに提言していた。(野党や、連立政権の公明党ではなく)

・一度決定していた現金30万円給付の方針転換は政府の面目が立たないから、10万円給付へ方針転換するため、その理由づけとして全国に自粛要請を出したのではないか。

(もし、上記内容に私の勘違いがあった場合は申し訳ございません。ご指摘ください。)

 

もちろん、私自身、知らないことは沢山あるだろう。

しかしながら、なぜ、協力してベストな方法で乗り越えるという風にならないのかが不思議でならない。

より良い方向にしていくための指摘や批判、改善策の提案をするのならまだ理解できる。

しかし、揚げ足を取るように批判だけするのは本当にやめてほしい。何も生まれない。

 

そして、メディアは公平中立な報道をしてほしい。

煽ったり、偏った内容を報道しないでほしい。

それにより、誤解が広まったりもする。

 

 

私たちが気を付けることは、情報を正確に取り、比較し、自分の頭で考えられるようすることですね。

私自身も情報の比較、検討に気をつけます。